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「屋久島国際写真祭」、国内外の写真家招待 新たな視点で里の魅力発信

国内外からさまざまな写真家が屋久島を訪れる

国内外からさまざまな写真家が屋久島を訪れる

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 屋久島町安房で3月17日~21日、「第2回屋久島国際写真祭(以下YPF)」が開催される。主催は屋久島国際写真祭実行委員会(屋久島町安房、TEL 090-3607-7263)。

第1回YPFの招待作家によるワークショップの様子。写真家と身近で交流できることもYPFの魅力

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 同写真祭はYPFオーガナイザーでフランス人写真家のアントナン・ボルゴーさんと実行委員代表兼YPFオーガナイザー、写真家の千々岩孝道(ちぢいわこうどう)さんが発案・設立。2015年10月に1回目が開かれた。

 屋久島の自然だけでなく、人々のつながりや今も受け継がれる伝統文化など、里も魅力的な場所であることを、アート写真を通して国内外に伝えていく試み。島民と写真家の交流を通した新しい発見と学びの場となることも目的としている。

 期間中は安房公民館や商店街、如竹通りでのオープニングパーティーなど安房集落の至る所に作品が展示されるほか、国内外の招待作家によるワークショップ、アントナン・ボルゴーさん(YPF共同設立者)、マウロ・モンジエーロさん(写真家)、渡部さとるさん(写真家)、千々岩孝道さん(YPF共同代表)によるポートフォリオレビューなどが行われる。

 一日のプログラム終了後には参加者が作家と生演奏やスライドショーを楽しみながら食事する「NIGHT OF YPF」が開かれ、作家と気軽に交流できる機会が設けられている。

 千々岩さんは「より多くの参加者とともに屋久島を舞台に写真を通して時を共有し、同時に作家と参加者で力を合わせ現代美術作品を創造して、あらゆる壁を乗り越えながら交流していきたい。世界から屋久島へ、屋久島から世界へとYPFを通してのネットワークが広がっていくことを望んでいる」と話す。

 会期後も5月下旬福岡の「アンスティチュ・フランセ」での展示とワークショップ、7月の「アルルフォトフェスティバル」へのYPFギャラリー出展や2019年に第3回の開催が決まるなど、さまざまな活動が予定されている。

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