屋久島町に「らーめん 日高家」(屋久島町安房、TEL 0997-46-4775)がオープンして4カ月がたった。
昨年10月にオープンした同店。店主は、同じく安房にある居酒屋「じいじ家」と屋久島の情報を発信するサイト「ヤクシマKITI」も運営する日高武士(たけし)さん。「じいじ家」で2カ月間テスト販売したラーメンを独立させ、姉妹店を開いた。
県道沿いで駐車スペースも広い同店は、ランチタイムのあわただしい時間でも利用しやすい立地。木目と白を基調とした店内は明るく、女性一人でも気軽に立ち寄ることができるようにした。
メニューは屋久島産のさば節と永田地区で作られた塩を使ったあっさり味の「塩らーめん」(700円)、自家製の辛味みその「みそらーめん」(800円)、ごまダレに辛味肉そぼろを合わせた「坦々麺」(900円)。「じいじ家」で提供していたときに比べ、「みその甘さを控えまろやかにすることで、より多くの人に好まれる味になるよう改良した」という。サイドメニューは定番の「黒豚焼ギョーザ」や「チャーハン」のほか、ヤクシカ肉を使った「鹿肉水ギョーザ」も提供する。
日高さんは「大好きな祖母に教わった独自の手法でだしをとっている。それを受け継ぎ、つないでいくことが僕の目標。そして、屋久島は食材の宝庫だということを知ってもらうとともに、もっといろいろな形で自分も屋久島を楽しみたいし、お客さまにも楽しんでもらいたい」と話す。
営業時間は11時30分~15時。月曜定休。