「2017 サイクリング屋久島」の応募締め切りが1月24日に迫った。本番は2月19日。島を1周する100キロのコースを自転車で走るイベントで、今年で7回目を迎える。
7時30分に島の南、尾之間をスタート。16時30分までにゴールという時間制限はあるが、タイムを競わず、景色を楽しみながらのんびり走る大会だ。途中4カ所に設けられたエイドステーションで、島産のフルーツや地元食材を使った軽食をしっかり味わう参加者も多い。
郷土料理が振る舞われる後夜祭では、地元の土産物などが当たる抽選会などが盛り込まれ、毎年アットホームな雰囲気で盛り上がる。
気軽に参加できる50キロや20キロのショートコースには島内からの参加者も多く、2月19日の大会を前に試走する姿も多く見受けられる。ショートコースと合わせ、500人の参加を目標にしている。
今年は初の試みとして、大会前日となる18日に「屋久島ヒルクライム」を実施。里から標高差583メートルの白谷雲水峡を目指す7.9キロのコース。こちらは100人限定。
第1回大会からメカニックサポートを担当してきたバイクショップ「YOU SHOP 南国」(屋久島町安房)の泊哲郎さんは「先日試走したが、経験者には難しいコースではない。日によって冷え込むこともある季節なので、寒さ対策万全で来てほしい」と呼び掛ける。