![益救神社の年越し祭りでふるまわれたつきあげ](https://images.keizai.biz/yakushima_keizai/headline/1484204626_photo.jpg)
屋久島町と屋久島観光協会(屋久島町小瀬田、TEL 0997-49-4010)では、今年一年間をかけて「縄文杉発見50周年」記念イベントを行う。
1967(昭和42年)年1月1日、南日本新聞の1面に「生き続ける“縄文の春”」というタイトルで取り上げられ、「縄文杉」という名前が用いられるようになってから、今年で50年。そこで観光協会の若手が中心となった「縄文杉発見50周年記念実行委員会」では、縄文杉にちなんださまざまな催しを企画している。
オープニングイベントとして大みそかから元日にかけ、初詣客でにぎわう益救神社の年越し祭りに実行委員会のブースを設置。魚のすり身を揚げた島の郷土料理「つきあげ」を400人に振る舞い、刷りたてのイベント案内チラシを来場者に配った。
山岳ガイドオフィスを営む実行委員の渡邊太郎さんは「同じ島に暮らしていても異業種の方との交流は少ない。この機会にいろんな島の方々と知り合って、横のつながりが持てたら」と話した。
今後、縄文杉登山道途中の小杉谷集落跡での写真展やスタンプラリー、コンサートなどが企画されている。