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屋久島町で子どもの詩のコンクール 山尾三省を顕彰する「オリオン三星賞」

小学生から高校生までの受賞者が自作の詩を読み上げた

小学生から高校生までの受賞者が自作の詩を読み上げた

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 詩のコンクール「オリオン三星賞」の授賞式が10月12日、屋久島町役場本庁舎(小瀬田)のやくしまホールで開催された。対象は屋久島と口永良部島の小・中・高校生。

2次審査を通過したノミネート作は、作品集「星座」に収められる

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 同賞は屋久島で暮らし、2001(平成13)年に亡くなった詩人・山尾三省の功績を記念して「山尾三省記念会」が創設。同会は山尾三省ゆかりの人々や読者が運営する。島の子どもたちに表現する喜びや郷土の詩人を知るきっかけにしてもらおうと、屋久島町の助成を受けて毎年開催してきた。昨年から屋久島町と共催している。

 今年の応募作品数は946点。2次審査を通過した85点を作品集「星座」に収めた。授賞式では、小学校低学年、高学年、中学生、高校生の4分野から、それぞれ最優秀作1点、優秀作2点、佳作3点などを表彰した。

 小学校高学年の最優秀賞を受賞した安房小学校6年の飛高柊丞(しゅうすけ)さんの作品は「炎」というタイトル。炎の魅力をさまざまな角度から表現したという。当日は、「ぼくは、炎をさわれないえんえんと」から始まる作品を来場者の前で読み上げ、「時をわすれさせてくれる炎が好き」と結んだ。

 詩集は町営図書室で閲覧できる。

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