フルーツバター「太陽と情熱のリリタン」が11月11日、「SANROKU」(屋久島町小瀬田、TEL. 0997-43-5623)から発売された。
リリタンは「リリコイ(ハワイ語でパッションフルーツのこと)」とタンカンを組み合わせた造語で、トカラ列島中之島の「トカラnanairo」(十島村)の定番商品「リリコイバター TOKARA」に屋久島産のタンカンを組み合わせたコラボレーション商品。パッションフルーツにタンカンの果汁と皮をブレンドし、爽やかな香り高いパンのお供に仕上げた。
SANROKU社長の荒木政孝さんが、2019年に設立されたコミュニティー「鹿児島離島文化経済圏」の活動で、トカラnanairo代表の埜口裕之さんと知り合ったことから、今回のコラボレーションに至った。
バーニャカウダソース「トビーニャカウダ」、ジェラートブランド「屋久島氷菓」に次ぐ、SANROKU商品の第3弾として発売した。荒木さんは「小さな地域単体ではなく、近所の島々で手を取り合い、小さな力を結集して、新しい地産地消の形で食文化をつくり上げていきたい」と意気込みを話す。
価格は80グラム=864円~。荒木さんが営む土産店「ぷかり堂」(屋久島町小瀬田)の実店舗とオンラインショップで取り扱うほか、「トカラ結(ゆい)プラザ」(鹿児島市)でも販売を予定している。