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屋久島高校の生徒が地元菓子店と商品開発 屋久島茶を使った「屋久島お茶レーヌ」

プロジェクトに携わった屋久島高校情報ビジネス科の3年生

プロジェクトに携わった屋久島高校情報ビジネス科の3年生

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 屋久島高校情報ビジネス科の3年生が企画開発した菓子「屋久島お茶レーヌ」が、「馬場製菓」(屋久島町宮之浦)から発売され、1月23日、同校で記者発表会が行われた。

パッケージに使われているシールのデザインも高校生の発案

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 昨年発売されたコラボレーション第1弾「屋久島たんかんケーキ」に続く、第2弾の取り組みとなる。SDGsについて学んだ生徒が、「フードロスの解決」と「屋久島の新たな特産品開発」をテーマに馬場製菓と共同開発した商品で、同校からは7人の生徒が携わった。

 馬場製菓はポンカンやタンカンといった屋久島産の農産物を使った菓子を数多く商品化してきたが、屋久島茶を製菓材料にするのは今回が初めて。新たに製粉機を導入して、今回のプロジェクトに臨んだ。茶葉は、有機JAS認証を取得した「屋久島白川茶園」「屋久島八万寿茶園」「藤原茶園」をブレンド、屋久島産日本ミツバチの蜂蜜をブレンドするなど、原料にもこだわる。製菓用の緑茶粉ではないため、発色は穏やかだが、二番茶、三番茶特有のパンチのある風味とほろ苦さが特徴。「たんかんケーキ」の箱や個包装袋を生かし、生徒たちがデザインに携わった外箱シールだけを張り替えることで、価格を抑えた。

 プロジェクトリーダーを務める山本さきさんは「材料や焼き時間を変えた試作品を、みんなで試食するのが楽しかった」と話す。

 商品は、馬場製菓直営の「屋久島観光センター」(宮之浦)や屋久島空港の売店など系列店で販売するほか、今後はインターネット通販のラインナップにも加える予定という。

 価格は20個入り1,500円、10個入り754円。

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