「4人展～絵と写真と切り絵と～」が現在、宮之浦バス停前の「ふれ愛プラザ やくしま館」（屋久島町宮之浦）2階のギャラリースペースで開催されている。

さまざまな画材に挑戦する峯苫昴洸さん

　出展している4人は、いずれも屋久島で創作活動をするアーティスト。普段、フォトツアーなどを行っている「屋久島お散歩ツアー」の田中宏樹さんは、島に暮らす写真家が捉えた里の風景や人物写真を展示。渡邉旭さんは、切り絵とアクリル画を、峯苫昴洸（みねとまはるか）さんは抽象画を、それぞれ展示。佳苗さんはウッドバーニングという手法で地杉に焼き付けた絵画などを中心に展示している。

　4人は元々友人同士で、コロナ禍に入る前から合同展を企画してきた。今回の展示は、延期していた昨年秋の展示を開催までこぎ着けた。宮之浦育ちの渡邉さんは「『やくしま館』は町中にあり、幅広い年代がアクセスしやすい会場。幼い頃から親しんだ地元の方々に、絵や写真を楽しんでもらいたい」と話す。

　開催時間は10時～17時。29日まで（24日は休館）。入場無料。