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定額住み放題サービス拠点、屋久島に開設 方言に囲まれた移住体験味わって

「ADDress」の小さな看板が「屋久島の家」の目印

「ADDress」の小さな看板が「屋久島の家」の目印

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 アドレス(東京都千代田区)が提供する定額住み放題サービス「ADDress」の拠点が5月24日、屋久島に初めて開設された。

ダブルベッドが備わった日当たりの良い2人部屋

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 「ADDress」は、月額4万4,000円で200を超える全国の拠点に住み放題という、住まいのサブスクリプションサービス。屋久島の拠点は、2人部屋2室、1人部屋1室の計3室で、共有のリビングとキッチン、バストイレのほかに、Wi-Fiや家具家電、器や寝具など、生活やリモートワークに必要なものを備える。建物は住宅街の中にある元民家で、住所は非公開。

 各拠点では、家守(やもり)と呼ばれる管理人がコミュニティーマネジャーとして会員の暮らしをサポートしながら、地域と人をつなげる手伝いをする。文字通り「旅するような暮らし」が体験できるという。屋久島の拠点の家守は、自らも宿泊施設「屋久杉楼 七福」や「ギャザーハウス&カフェキヨコンネガイ」を経営する馬場貴海賀さん。「この施設はもともと民家として使われていたもの。住宅街の中にあるので、方言に囲まれたお試し移住体験を味わえる。屋久島の自然だけでなく、地域にも興味を持ってもらえれば」と話す。

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