屋久島発のウェブマガジン「YAKUSHIMA ZINE」の誕生を祝い5月21日、宮之浦港県営フェリー待合所でお披露目パーティーが開かれた。
パーティーでは、メディアに参加しているビデオグラファー・皆川直信さんがDJを担当
マガジンの運営は「THE HOTEL YAKUSHIMA」(屋久島町宮之浦)が委託した「一湊珈琲(コーヒー)編集室」。「YAKUSHIMA ZINE」の書き手は10人で、全員が屋久島在住。フルーツや魚介類、野菜や野鳥などのテーマに沿って、日常の風景を交えながら島の四季を発信する。「お魚マイスターアドバイザー」や「鹿児島県指導漁業士」などの資格を持つ川東繭右(まゆう)さんは「島ぐらしとさかなたち」と題したフォトエッセーを担当しており、旬の魚介類と、島の家庭ならではの食べ方などを発信。屋久島公認ガイドでもあるビデオグラファーの皆川直信さんは「nature travel diary」というタイトルで季節の動画を制作する。夫婦で陶房「埴生(はにい)窯」を営む山下あけみさんによるエッセイ漫画などもあり、バラエティー豊かなコンテンツがそろう。
パーティーは、ホテルの敷地内にあるプールエリアで開催する予定だったが、雨天のため急きょ会場を変更。予定されていたプール内でのスケートボードセッションは翌日に繰り越された。
編集長の高田みかこさんは「島民ならではの視点で発信される季節の移り変わりはもちろん、個性的な書き手の魅力も伝わればうれしい」と話した。