屋久島の特産土産品店「ぷかり堂」(屋久島町小瀬田、TEL.0997-43-5623)が、とびうお漬け丼の具を冷凍した「とびっきり、とび飯。」を3月4日に発売した。
屋久島で水揚げされた新鮮なトビウオの切り身を、食品添加物不使用のしょうゆや発酵調味料に漬け込み、1食ずつパックした。商品に印刷されたQRコードを読み込むと、製造過程や屋久島の自然を紹介した動画が見られる。通販で購入すると、付録として製造の背景をまとめたタブロイド紙が同封される。
実践型コミュニティー「鹿児島離島文化経済圏」の特産品開発プロジェクトとして、鹿児島のクリエーターの力を結集し、1年ほどかけて商品化にこぎ着けた。
屋久島からは、発案者でもある「ぷかり堂」の荒木真理さん、製造を請け負う「島結レーベル」の笹川美貴さん、漁師の伊藤佳代さん、レシピを監修した漁業士の川東繭右さんの4人が参加。何度も試食を重ね、現在の味にたどり着いた。荒木さんは「産地以外ではなじみのない食べ方だろうが、このモチモチとした食感を味わってほしい」と話す。
1パック70グラム入りで、店頭価格は、4パック=2,320円、8パック=4,320円。通販価格は4パック=2,480円、8パック=4,680円。ぷかり堂の店舗と通販サイトで購入できる。店舗の営業時間は8時30分~18時。