屋久島でガイド業や宿を営む「aperuy(あぺるい)」が、9月17日、同敷地内の一角に「量り売り&カフェaperuy」(屋久島町安房、TEL 080-8357-3308)をオープンした。
取り扱う商品は、調味料、オイル、粉類、スパイス、麺類、ナッツ、乾物など、約30種類。有機栽培による商品を中心にそろえ、食品に限らず、洗剤や化粧品も扱う。購入する際は、客に容器を持参してもらうため、小分けパックに比べると割安に提供できる。店主の田中あゆみさんは「離島では、ごみを資源として再利用するにも限界がある。元々友人たちと取り組んでいた共同購入を発展させて、できるだけごみを出さない暮らし『ゼロ・ウェイスト』を広げていきたい」と話す。
カフェが提供するのは、動物性食品を使わないヴィーガン焼き菓子や飲み物。テークアウト専門店だが、広い庭や縁側でくつろぐこともできる。あゆみさん自身、3人の子育て中は外出先で気を使うことが多かったため「子連れでのんびりできる場所にしたい」と話す。今後は利用者のリクエストも聞きながら、地元野菜など取扱商品を増やしていきたいという。
営業時間は月曜から金曜の10時~18時。