屋久島の八万寿茶園(屋久島町小瀬田、TEL 0997-43-5330)が9月13日、オーガニック粉末茶を新たに発売した。
「oyatsu&coffee PAKAN」(埼玉県草加市)では、「ホウジチャパウダー」を使ったティラミスを提供
屋久島で30年以上にわたり茶の無農薬栽培に取り組んできた同園。新たに発売した商品は「グリーンティーパウダー」「ホウジチャパウダー」の2種類。自社で生産、加工した茶葉80グラムをジッパー付きのスタンド袋に詰めた。
両商品は茶殻が出ず、茶葉の栄養をまるごと取れるといい、牛乳や豆乳、お湯やお酒で割って飲んだり製菓材料にしたりと、幅広い利用が期待できる。
発売早々、島内外のカフェや製パン所がケーキや焼き菓子の材料として採用。同園の渡邉桂太さんは「緑茶のパウダーは以前から販売していたが、より溶けやすく味わい深く改良できた。ほうじ茶パウダーを作るのは初めてなので、取引先から好評を得たことをうれしく思っている」と話す。
価格は、通販と卸売限定販売のグリーンティーパウダー」=1,296円、ホウジチャパウダー=1,080円。卸売や業務用には大入りパックの販売にも対応する。