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屋久島環境文化村センターで昆虫展 島に暮らす虫の世界を紹介

写真や説明パネルとともに実物の虫の標本が展示されている

写真や説明パネルとともに実物の虫の標本が展示されている

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 宮之浦港近くの「屋久島環境文化村センター」(屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-2900)交流ホールで現在、「THE 昆虫展」が開催されている。

「屋久島環境文化村センター」の交流ホールは、誰でも無料で利用できる憩いの場

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 展示しているのは、クワガタやカミキリムシなど、屋久島に生息する甲虫のみ26種類。ヤクシマオニクワガタやヤクシマスジクワガタなど、「ヤクシマ」を冠したクワガタ5種もそろう。図鑑では分からない、羽の微妙な色合いや触角のディテール、サイズ感などを至近距離でじっくりと観察できる。

 今年3月に第2改訂版が発行された「屋久島の昆虫ガイド」(屋久島環境文化財団発行、880円)の共同編集をした渡邉卓実さんが展示を担当。写真パネルと標本、説明文パネルを用意した。説明文は、今回の展示のために渡邉さんが書き下ろしたもので、夏休みの子どもたちに配慮した振り仮名付き。同書とは内容が異なるので、館内閲覧用に用意されたガイドを片手に見比べながら、回ることができる。

 「屋久島環境文化村センター」を運営する公益財団法人屋久島環境文化財団のインストラクターでもある渡邉さんは、「個人の自由研究の相談や団体向けの出張授業にも応じるので、気軽に財団に問い合わせてほしい」と話す。ミュージアムトークなど、関連イベントを開催する場合は、財団のSNSで告知する。

 開館時間は9時~17時。交流ホールは観覧無料。展示ホールと大型映像ホールは、大人=530円、高校・大学生=370円、小・中学生=270円。

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