ラップサンド店「HIRANO WRAPS (ヒラノ ラップス)」(屋久島町安房)が5月23日、県道77号線沿いにオープンした。
看板メニューはラップサンド(620円~)。屋久島で水揚げされた白身魚シイラをフリットにしたマヒマヒ、チキン照り焼き、ファラフェル(ヒヨコ豆のフライ)の3種類で、ふんだんな野菜と共に、細長く巻いてある。具によって異なるソースやラップサンドの皮となるトルティーヤも全て手作り。できる限り地元産の食材や無添加の調味料を使い、テークアウト容器も極力、生分解性のものを選ぶなど、環境に負荷の少ない店作りを目指す。店内の一角は自然食品店となっており、店で使っている調味料や食材、おやつなども幅広く販売する。
ラップサンド以外に、スパイシーなターメリックライスを使ったタコライス(780円)やフィッシュ&チップス(1,250円)、各種ドリンク(180円~)もそろえる。動物性食品を使わないビーガンメニューにも対応している。
店主の深尾結生(ゆいせい)さんは、「海外で出合った思い出の味と、幼い頃から慣れ親しんだ自然食品を組み合わせ、納得のいく味ができた。末長く地元で愛される店にしていきたい」と話す。7月末ごろから登山客向けの早朝弁当も始める予定。
営業時間は11時~14時。水曜・木曜定休。