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屋久島高校演劇部と吹奏楽部が合同公演 来場者に活動成果披露

「HEIWAの鐘」を大合唱する演劇部と吹奏楽部の生徒たち

「HEIWAの鐘」を大合唱する演劇部と吹奏楽部の生徒たち

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 屋久島高校の演劇部と吹奏楽部が3月7日、第2回合同公演会を屋久島町総合センター(安房)で開催した。

「これでウイルスから人類を救えるかもしれない」

 同校では一昨年、第1回合同公演を開催。昨年はコロナ禍で中止となった。普段両部が島内公演に使っている離島開発総合センター(宮之浦)が今回は使えないため、規模の小さい総合センターでの開催となった。

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 演劇部は約30分間の劇を3作上演した。1年生部員松田葵さんが脚本を手掛けた作品「ワタシハ、月ノ、夢ヲ見ル」は、ウイルスによって滅亡の危機にひんした人類を人とアンドロイドの愛が救う物語で、2月の鹿児島県高校演劇冬季大会で最優秀賞を受賞した。2作目の「崩壊! 告(こく)られ部」は、演劇部OBの藤山聖也さんが在校中に書いたもので、男女生徒の告白を利用して高校を支配する「告られ部」が本当の愛によって崩壊していく様子をコメディータッチに描く。昨年の冬季大会で最優秀賞を受賞した。

 吹奏楽部は「ふるさと」や「春よ、来い」など5曲を2ステージに分けて演奏した。同部では部員の主体性を引き出すため「生徒指揮」を採用しており、5曲のうち3曲を生徒が指揮した。途中、顧問の羽子田(はねだ)夏貴さんと生徒指揮者2人によるトークショーがあり、会場を沸かせた。5曲目の「未来へ」では、演劇部員がステージに並び、吹奏楽部の演奏に合わせて合唱した。途中から吹奏楽部員も並び、全員で手話をしながらの大合唱となった。

 演劇部の3作目は顧問の上田美和さん脚本による「いつかみた夢」。現在の少女が過去の世界で戦争体験をするもので、昨年の熊毛地区高校総合文化祭で上演した。全員で手をつないで歌う「HEIWAの鐘」で合同公演を終了した。

 本年度から吹奏楽部の顧問を担当した羽子田さんは「悪条件の中、こんなに多くの来場者の前で無事に公演ができてうれしい」、演劇部顧問5年目となる上田さんは「演劇部が育ち一昨年は東京で公演までできたのは島民の皆さんの支援のおかげ。とても感謝している」と話す。

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