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屋久島の宿とカフェがコラボ 「刻をのむチャイ」で心に自然を宿す

「刻をのむチャイ」とセットのマドラー、月桃の実

「刻をのむチャイ」とセットのマドラー、月桃の実

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 屋久島の宿泊施設「モスオーシャンハウス」(屋久島町麦生、TEL 080-2730-6046)が10月、小屋カフェ「日と月と」とコラボした新商品「刻をのむチャイ」を発売した。

温めるとスパイスの香りが漂う

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 今年8月から「日と月と」で販売していたチャイの手作りキットに「モスオーシャンハウス」の敷地で収穫した月桃の実を加えたオリジナルブレンド。スタッフの齊藤愛子さんと「日と月と」の店主・川口明子さんが共同で製作。パッケージは月をイメージしたプラスチックフリーのデザイン。

 1袋100グラム入り(2,000円)でチャイを1リットル作れる。作ったチャイは冷蔵庫で3日間保存可能。川口さんは「いつかの刻を想像して作ってもらいたいとこのネーミングにした。簡単に飲めるインスタントは多いが、あえて時間をつくることに意味があるのでは。冷やしたチャイは温めなおすと、スパイスがなじんで甘みが増す。冷凍してシャーベットとして食べるのもお薦め」と話す。

 付属の屋久島産地杉(じすぎ)のマドラーは、8月に敷地内に建てたワークショップ棟の端材を再利用し、スタッフの齊藤拓蔵さんが一つずつ削って仕上げた。代表の今村祐樹さんは「雨の日でも森の中で活動できる場所としてワークショップ棟を建てた。商品は『心に自然を宿す物』をテーマに企画開発している。都会ではなかなか気付けない日常の中にある自然とのつながりを、商品を通して感じてもらいたい」と話す。

 モスオーシャンハウスの通販サイトで購入できる。商品の発送は満月と新月の日のみ。通販サイトの売上の一部は「森・川・海のめぐりをつなげる里づくり」の活動に使う。

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