島の住民が、ブログに写真を交えたエッセー「私の好きな屋久島」をリレー形式でつづっていく試みが、4月3日にスタートした。
新型コロナウイルス対策として、3月31日から休業しているカフェ「キヨコンネガイ」(屋久島町一湊、TEL 0997-44-2176)のオーナー、馬場貴海賀さんの呼び掛けで始まった。ガイドやブロガー、自然食品店主などが、数日置きに文章と写真を寄せる。
通常のガイドブックと異なる住民目線で紹介される屋久島は、「花山歩道」「栗生海水浴場」「照葉樹の森」と、独特の切り口。おのおのの「好き」の理由が、愛情いっぱいに紡がれている。
馬場さんは「屋久島といえば、世界自然遺産や縄文杉。そういったものが取り上げられがちだが、実は素晴らしいものがもっとある。そんな、住民ならではの『私の好きな屋久島』を知ることで、収束後の屋久島旅行に思いをはせて、ワクワクしてほしい」と話す。
書き手は随時募集中。「かつて住んでいた」という人からの寄稿も受け付けている。