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屋久島町観光PRポスター、コンクールでオンライン投票部門1位獲得

制作したポスターを手にする皆川さんと古賀さん

制作したポスターを手にする皆川さんと古賀さん

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 屋久島町が昨年4月にデザインを一新した観光PRポスターが3月18日、第68回日本観光ポスターコンクールのオンライン投票部門で1位を獲得した。

第68回日本観光ポスターコンクールのメインイメージ(第68回日本観光ポスターコンクールホームページより)

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 日本観光ポスターコンクールは、公益社団法人日本観光振興協会が観光宣伝ポスターの質的向上と国内観光振興の促進を目的として1947(昭和22)年より開催する。今回は全国から139点の応募があり、34点が1次審査を通過した。

 地域性、誘客性、社会性、表現性などを基準に評論家や写真家、グラフィックデザイナーなどが審査する。国土交通大臣賞、総務大臣賞、観光庁長官賞を選定するほか、一般のオンライン投票を実施し、投票数順に1~5位を発表した。

 ポスターを制作したのは屋久島公認ガイドの皆川直信さんと古賀顕司さん。「屋久島町観光まちづくり課の茂中雅喜さんの提案で応募した。民と官が協力して屋久島を発信できたことは大きな実績。投票についてはガイド仲間への呼び掛けや、SNSの投稿で自然と広まった。今後も屋久島らしい観光の在り方について考え発信していきたい」と皆川さん。

 古賀さんは「次につながる結果が出てほっとした。1位になったことよりも、島の人たちのポスターに対する反応が好意的なのがうれしかった。屋久島憲章を広く知ってもらうきっかけになったのでは。1位は皆のおかげなので、投票してくれた方々に感謝している」と笑顔を見せる。

 入賞作品は6月に行われる日本観光振興協会の総会で表彰される。

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