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屋久島の地魚で巻きずし作り 親子でさばきたての魚に触れ、島の魚に親しむ

さばく魚の説明をする渡辺千護さん

さばく魚の説明をする渡辺千護さん

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 OYAKO LABO「地魚を巻きずしにしてかぶりつこうの会」が2月1日、屋久島環境文化研修センター(屋久島町安房)で開催された。

集合写真

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 地魚を活用した商品開発やイベント開催、魚食普及の活動を行う「熊毛のさかな魅力発見・発信委員会」と水産庁任命「お魚かたりべ」「お魚マイスターアドバイザー」の川東繭右(まゆう)さん、NPO法人「HUB&LABO Yakushima」の福元豪士さんが企画。0歳~未就学の子どもと親、10家庭28人が参加した。

 宮之浦にある飲食店「地魚料理 若大将」の店主・渡辺千護さんが、参加者の目の前で魚の解体ショーを披露。さばいた魚は目がたるのように丸く大きいことから屋久島で「タルメ」と呼ばれる6.6キロのメダイ。渡辺さんは「水深90~300メートルくらいの深海に群れで生息する、あっさりした味の白身の魚。今日のタルメはすごく脂が乗っていておいしそう」と説明しながら、慣れた手付きで魚をさばいた。

 さばきたてのメダイとカンパチ、ハガツオ、卵焼き、キュウリをのりと酢飯で巻き、巻きずしを作る。渡辺さんのレクチャーを見聞きした子どもたちは、手にご飯粒を付け巻きずし作りに夢中になった。温かいあら汁が提供され、元気な声で「いただきます」をすると口を大きく開けて巻きずしにかぶりついた。

 次回のOYAKO LABOは2月16日開催の「はこdeアートの会」(参加費200円)。

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