屋久島の出版社「キルティ」(屋久島町平内)が7月26日、雑誌「サウンターマガジン」を創刊した。
コンセプトは「世界の文化や自然、旅のドキュメントを美しい写真と共に伝える」。
創刊号の特集は「あなたが知らない屋久島」「インドの中のチベット世界ラダック」「シエラネバダのアンセル・アダムス・ウィルダネス」。解剖学者の養老孟司さん、音楽家のShing02さん、haruka nakamuraさん、内田輝さんなど、屋久島ゆかりの人のコラムも掲載する。
「ギャラリータビラ」(屋久島町小瀬田、TEL 0997-43-5956)で同日開催された創刊記念レセプションには、編集長兼発行人の国本真治さんとその友人知人を中心に、島の観光業者など約50人が参加。新しいメディアの誕生を祝った。
創刊号は、アートディレクションを佐々木啓光さん、イラストを三宅瑠人さん、写真を加戸昭太郎さんが担当。国内外で広く手に取ってもらえるよう日本語と英語の2カ国語表記を採用した。
国本さんはヨガスタジオを併設したホテル「アナンダチレッジ」(屋久島町平内)も経営しており、雑誌やグッズは同ホテル売店でも販売する。「直接島に足を運んで、感想を聞かせてもらえたらうれしい」と国本さん。
価格は2,700円。7月26日から屋久島で先行発売を行っている。全国販売は8月中旬から。次号の発刊は来春を予定している。
「ギャラリータビラ」では現在、「サウンターマガジン」創刊記念写真展を開催している。会場では、オリジナルTシャツ、トートバッグ、シエラカップも販売している。開催時間は10時~18時。入場無料。月曜定休。8月20日まで。