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屋久島にカフェ「ナ*ガーノ」 六角形のあずまやで「森の気分味わって」

店舗外観。六角形のあずまやを利用したオープンカフェ

店舗外観。六角形のあずまやを利用したオープンカフェ

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 屋久島町小島にカフェ「Na*ga-no(ナ・ガーノ)」(屋久島町小島)がオープンして5カ月がたった。

店主手作りの「おやき」

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 六角形のあずまやを利用したオープンカフェスタイルの同店。長野県の郷土料理・おやきを提供しているため、店名は長野をイメージ。「*」の記号であずまやの六角形を表現したという。

 店主の佐紀さんが「自分のためにあずまやを建てたが、この素晴らしい景色を独り占めするのはもったいない。たくさんの方に知ってほしい」と4月15日にオープンした。県道から10メートルほど入ったところにある同店だが、道路に面する側には木が生い茂り、「森の中へ入ったように感じられ居心地がいい」と佐紀さん。パソコンや本を持ってきて、開店から閉店までいる人もいるという。

 メニューは屋久島産の野菜を使ったおかず系の「おやき」(200円)と白インゲンとフルーツのあんが入った「甘いおやき」(250円)。中の具は日替わりで、佐紀さんの手作り。野沢菜などの定番の味は屋久島で手に入らないため、佐紀さんが「食べてみたい」と思うおやきを提供している。そのほか、無農薬栽培のかんきつ類ピール入り「自家製パン」(300円)、土曜限定の「スープカレー」(550円)、コーヒー、紅茶、期間限定のジュースなど。

 8月から県道沿いに看板を出したことで、「たくさんの人が来てくれるようになった」という佐紀さん。中心の柱を囲むようにテーブルが配置された店内は、人と人の距離が近く「観光客と地元の人など、知らない人同士でも自然と会話が生まれる場になってほしい。この場所を好きになってくれた人が集まる場になれば」とも。

 営業時間は11時30分~16時。日曜~火曜(4月~10月)、日曜~水曜(11月~3月)定休。

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