音楽家・写真家の丸山茂樹さんが5月18日から、屋久島のカフェやゲストハウス、縄文杉前でライブを開催する。
丸山さんは沖縄の一人旅で知った民謡に感銘を受け、2002年に音楽活動を開始。歌とアコースティックギター、ネーティブアメリカンフルート、トンコリ、口琴、三線(さんしん)などを演奏する音楽家として、「音楽が生まれる風景を切り抜く」をテーマに写真家としても活動する。5月3日にスタートしたツアー「旅は音楽」で日本各地を回っており、約1カ月間、毎日ライブを行う。
2007年に家族旅行で初めて屋久島を訪れ、翌年に縄文杉前でライブ演奏を行ったという丸山さん。2013年に屋久島で生まれた楽曲「掖玖(やく)の島」をCD化。以降、毎年島内の宿や森の中、山の上などでライブを開催。ギターを担ぎ、観客と一緒にトレッキングし、山頂などで楽器を演奏する屋久島ならではのツアーも行う。
丸山さんは「楽曲を通して屋久島の魅力を広めたい。自分の音楽をきっかけに島外から屋久島を訪れてくれる人もいる。島の宿や店などさまざまな場所でライブをし、その度に異なる島の魅力を感じている」と話す。
開演時間と会場は、18日=16時、海のコテージてぃーだ(屋久島町湯泊、TEL 0997-49-8750)、19日=19時、屋久島サウスビレッジ(屋久島町平内、TEL 0997-47-3751)、20日=19時30分、Cafe&Bar gecko(屋久島町宮之浦、TEL 070-4113-1645)、21日=10時30分、縄文杉前(トレッキングライブ)。料金は全てハートマネー(投げ銭)。