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屋久島でフォークコンサート 島のミュージシャンと音楽で旧交温める

コンサートに合わせて編成が変わる「雑花塾」のメンバー

コンサートに合わせて編成が変わる「雑花塾」のメンバー

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 屋久島町宮之浦の「宮之浦公民館」で11月26日、バンド「雑花塾」によるフォークソングのコンサートが開かれた。

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 同バンドは2014年に亡くなったフォークシンガー、笠木透さんをリーダーとして結成されたグループで、日本各地で地域に根差した音楽活動を展開。今回は「行き倒れロード on the バンド コンサートツアー」の一環で、屋久島が西日本6カ所を巡る旅の終点となった。

 コンサートに合わせて編成が変わる同バンド。今回参加したメンバーは、岐阜在住の増田康記さん、大澤和代さん、山口在住の上田達生さん、長野在住の鈴木幹夫さん、金沢在住の川崎正美さんの5人。「海に向かって」「私の子どもたちへ」など全14曲を演奏し、会場は一体感に包まれた。

 当日は、笠木さんと30年来の付き合いという長井三郎さん率いる島のバンド「ビッグストーン」が前座を務め、ゆかりの曲や新曲を披露した。

 参加メンバー最年長、68歳の上田さんは「ろうそくは消える前が一番明るい」と話し、笠木さんの死や自身の大病を機に「新生、雑花塾の活動を模索すべくツアーを企画した」と明かした。

 来年もその都度参加できるメンバーを集め、日本各地を巡る予定。

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