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屋久島高校に東京大学から出前講義 ディスカッションスキルを育む

少人数のグループに分かれてディスカッションに挑戦

少人数のグループに分かれてディスカッションに挑戦

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 屋久島高校(屋久島町宮之浦)体育館で12月25日、東京大学の非常勤講師とゼミ生による講義が行われた。

積極的に手を上げて、自分の意見を発表する屋久島高校生たち

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 対象は同校普通科1・2年の生徒と情報ビジネス科の希望生徒。講義は「『屋久島高校×東京大学』問題解決のための思考法」と題し、東京大学教養学部非常勤講師の宇野健司さんと屋久島町立中央中学校出身で東京大学文科二類2年宇野ゼミに在籍する藤篠玉葉さんが講師として登壇した。

 宇野さんは「日本各地の高校や大学で、年間100本ほどこうした講義を行っている。今回は藤篠さんの出身地ということで屋久島に来た」と話す。

 宇野さんの講義後、生徒たちはグループに分かれ、ディスカッションに挑戦した。生徒たちは「聞き手に気を配る」「意見が伝わりやすいように工夫する」「海外留学に興味が湧いた」など、今回の講義で得た教訓や感想を発表した。

 藤篠さんはやりたいことが決まらない高校生のために、自身の進路選択の実体験を話し「今やりたいことがなくても、ちょっとでも興味を持ったらやってみると道が開ける」と生徒たちにエールを送った。

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