広域通信制の「屋久島おおぞら高校」(屋久島町平内、TEL 0120-438-940)で2月9日、脳科学者の茂木健一郎さんが特別授業を行った。
全国から選ばれた12人の生徒と共にバスに乗り込み、島を一周しながら島の自然や生き物に出合い、自然の循環について考え、語り合う試みは今回で4回目。 世界遺産地域でもある西部林道や、ウミガメが産卵に訪れることでも知られる永田のいなか浜、海辺の豊かな防風林を生かした志戸子(しとご)ガジュマル園を訪れ、島の雄大な自然を体感した。
大阪・梅田校から参加した木村優香さんは「自分が他の子と何か違うなと感じたとき、違って当たり前で、誰かに何か言われたときも、茂木さんの言葉を思い出しながら、きっと強く自信を持って生きていけると思った」と感想を述べた。
一部授業の様子は動画サイト「屋久島ハートTV」で公開するほか、書籍化も検討しているという。