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「喜界島サンゴ礁科学研究所」メンバーが屋久島に寄港 島民との交流を楽しむ

喜界島サンゴ礁科学研究所のメンバーを乗せた帆船「BLUE OCEANみらいへ」

喜界島サンゴ礁科学研究所のメンバーを乗せた帆船「BLUE OCEANみらいへ」

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 「喜界島サンゴ礁科学研究所」(鹿児島県喜界町)のメンバーが9月18日、屋久島町離島開発総合センター(屋久島町宮之浦)で島民との交流イベントを行った。

喜界島サンゴ礁科学研究所理事長の渡邊剛さんが、屋久島島民の前であいさつ

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 同研究所の設立10周年を記念した「サンゴの方舟(はこぶね)-海の未来を繋(つな)ぐ 洋上大学-」という航海プロジェクトの一環で企画したイベント。帆船「BLUE OCEAN みらいへ」に乗り、喜界島から黒潮に乗って大阪・天保山港に向かう途中で屋久島に寄港した。

 当日は、乗船体験や喜界島と屋久島の芸能を交換する文化交流のほか、山崎敦子研究所長の講演、環境省のプロジェクトでサンゴ礁を調査している屋久島のダイバー・松本毅さんの報告会などを行い、大勢の屋久島島民でにぎわった。

 航海プロジェクトでは、「南の海で生まれたサンゴの命の旅をたどる」をコンセプトに海の上を移動しながら、海洋環境学習や環境調査、表現、記録などを行う。帆船「BLUE OCEAN みらいへ」は、総帆数が13枚、メインマストの高さが上甲板上約30メートル、全長が52.16メートルの日本有数の大型帆船。科学者とアーティスト、学生、喜界島民の合わせて38人が乗船している。

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