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屋久島発の雑誌「屋久島ヒトメクリ.」発刊 15号は「鹿」特集

表紙は「吉田ドーナツ」の大坪裕美さん撮影

表紙は「吉田ドーナツ」の大坪裕美さん撮影

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 屋久島で暮らす人や関わる人に焦点を当てた島発の雑誌「屋久島ヒトメクリ.」(ArBor出版、屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-2772)の15号が、2年ぶりに発刊された。

宮之浦の「Restaurant & Wine Bar ヒトメクリ.」に行くと、佐藤編集長に会えるかも

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 島育ちの佐藤未歩さんが、2009年から不定期に発行、編集している同誌。毎号一つのテーマに合わせ、さまざまな人物が原稿を寄せる。

 今回のテーマは「鹿」。島に暮らす写真家の山下大明さんは鹿の骨を分解する菌について、民宿「晴耕雨読」の主で、エッセイ集も出版する長井三郎さんは害獣ともいわれる鹿との共存について、屋久島を研究のフィールドにする北海道大学の揚妻直樹准教授はヤクシカ個体数の変化について、それぞれに異なる角度から文章を寄せている。

 「今回の特集を通じて、ヤクシカの生きる照葉樹林へ興味が湧いてきた。次回の特集は『森』にしたい」と佐藤さん。

 佐藤さんが営む「Restaurant & Wine Bar ヒトメクリ.」では、バックナンバーを全巻販売中。新刊は、島内外の取扱店でも販売している。1部500円。

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