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屋久島一周のんびり走る ボランティアが活躍する島民発のイベント

2015年に開催された第1回大会の様子。ボランティアが仮装することも

2015年に開催された第1回大会の様子。ボランティアが仮装することも

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 島民発のスポーツイベント「第2回 屋久島一周ウルトラecoマラニック」が1月8日、開催される。主催は屋久島ウルトラマラソン実行委員会。

第1回大会の様子。途中で衣装替えする参加者も

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 マラニックとは、マラソンとピクニックを合わせた造語。順位やタイムを気にせず、自分のペースで決められたコースを走るというスポーツ。

 朝の5時スタートで、制限時間は16時間。選手たちは、14カ所に設けられた「エイド」と呼ばれる休憩所で飲食したり、マッサージを受けたりしながら、ゴールを目指す。

 中央に2000メートル近い山々を抱え、周囲をおよそ100キロメートルの道路が一周する屋久島。この100キロメートルの道路がコースとなる。

 幹線道路を使うため、スムーズな運行をサポートするボランティアの存在は不可欠。第2回大会では、前回の倍以上に当たる120人のボランティアを集めることを目標とした。12月に開催されたボランティア説明会では、概要の説明のほか、前回大会の写真を見ながらボランティア参加者らの感想が披露された。

 実行委員の渡辺優子さんは「島民発の民間イベントということ、オフシーズンの島に島外から人を集めるイベントという点に魅力を感じ、参加を決めた」と話す。当日は本業であるセラピストの腕を生かして、エイドでマッサージをするという。

 第1回大会は2015年に50人で開催。2016年はコースの道路陥没により中止となり、2017年は180人がエントリーしている。参加者の8割は仮装して走るということもあり、沿道で応援する人々も楽しませるイベントとなっている。

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