
「第2回 やくしまオーガニックマーケット」が12月2日、屋久島高校(屋久島町宮之浦)体育館で開催された。
屋久島高校情報ビジネス科生徒で構成する「屋久島お助け隊」が、多くの島民に環境問題について関心を持ってもらおうと企画した「環境クリスマスフェスタ」と共同開催した同イベント。
体育館の一角には、農薬を使わず育てたという野菜や茶葉、自然食材を使った菓子などの食品、屋久島産の竹細工など、環境に配慮した商品を扱う19店が商品を並べるオーガニックマーケットコーナーを設置した。
この日は300人が来場。ステージでは、同校普通科環境コースの成果発表や島内の小中高校、社会人吹奏楽団がセッションを披露した。フロアでは、屋久島町の地域おこし協力隊が活動報告展示を行った。
オーガニックマーケット実行委員の渡邉桂太さんは「2019年に第1回を開催して以来、コロナ禍で見送っていたが、今年こそは開催しようと考えていたところ、屋久島高校から誘いを受け、共催に至った。参加した高校生が、イベントをきっかけにもっと屋久島に興味を持ち、Uターンしてくれたら素晴らしい。イベントだけで終わりにならないよう、実店舗への来店や商品の売り上げにつなげたい」と話す。