屋久島の「一湊(いっそう)海水浴場」(屋久島町一湊)で7月1日、「第8回 世界遺産『屋久島』オープンウオータースイミング2023」に伴うフェアウェルパーティーが開催された。
オープンウオータースイミングは、海、川、湖など自然の水中で行う長距離水泳競技。波の穏やかな一湊湾の奥に位置する一湊海水浴場は、「2023燃ゆる感動かごしま国体」オープンウオータースイミング競技の会場に指定されている。
当日、オープンウオータースイミング自体は荒天で中止になったが、夕方からのフェアウェルパーティーは一湊小学校の体育館で開催。大会親善大使のオリンピックメダリスト宮下純一さんや寺川綾さんも交えて、165人の出場者や、その家族たちが郷土料理を囲んだ。地元の漁師たちがその場でさばいたブランド魚「首折れサバ」の刺し身やサバの荒節、飛魚の唐揚げなど、魚介類をふんだんに使った料理の数々がテーブルに並んだ。
千葉県からエントリーした高木昌子さんは「孫たちが屋久島町の山海留学に参加している縁で、この大会を知った。プール競技には出場したことがあるが、海での大会は未経験。またの機会に再挑戦したい」と話していた。
「2023燃ゆる感動かごしま国体」オープンウオータースイミング競技の開催は9月18日に予定されている。