「一湊(いっそう)海水浴場」(屋久島町一湊)で7月1日に開催する「 世界遺産『屋久島』オープンウォータースイミング2023」の実行委員会が現在、出場者を募集している。
「オープンウォータースイミング(以下、OWS)」は、海、川、湖など自然の水中で行う長距離水泳競技。波の穏やかな一湊湾の奥に位置する一湊海水浴場で開く第8回大会は、コロナ禍の休止を挟んで、2019年以来3年ぶりの開催となる。9月18日は同会場で「2023燃ゆる感動かごしま国体」オープンウォータースイミング競技の開催を予定しているため、第8回大会は国体プレイベントとしての役割も果たす。
世界遺産「屋久島」OWS実行委員会の馬場芳朗さんは「会場は、泳いでいる最中にウミガメと出会えたという人もいるほど豊かで美しい海。ぜひ2泊以上のゆとりあるスケジュールで島を楽しんでほしい」と呼びかける。
コースは、5キロ、2.5キロ、1キロの3種類を用意。5キロコースの定員は100人。参加資格は、日本水泳連盟競技者登録者でOWS検定2級以上、もしくは、5キロ以上のコース大会出場経験があり2時間以内の記録保持者のいずれかとなっている。男女1~3位の入賞者は11月、千葉県館山市で開催される「2023 OWS日本選手権」の出場権が与えられる。
2.5キロコースは高校生以上対象。定員150人。1キロコースは、中学生以上対象。定員150人。
参加費は、一般=9,000円~、学生=6,000円~。鹿児島県民や屋久島町民割引も用意する。大会終了後は、一湊の郷土料理を並べた出場者を対象に「フェアウェルパーティー」も予定している。