![会員の説明に聞き入る初心者コースの参加者。小学3年生から15人がエントリーした](https://images.keizai.biz/yakushima_keizai/headline/1480316199_photo.jpg)
屋久島町にあるボルダリングジム「VIVA2」(屋久島町宮之浦、TEL 090-4772-1755)で11月26日、無料のボルダリングコンペが開催された。
初めてのクライミングシューズに足を通す参加者。独特のタイトな履き心地
ボルダリングとは、命綱なく身一つで壁を上っていくタイプのクライミング。さまざまな形状のホールド(突起)が壁に固定され、厚いマットが敷き詰められた屋内ジムには、難易度の異なるコースが設定され、能力に合わせた挑戦ができる。
初心者クラスには、15人がエントリー。協会員の指導の下、小学生から40代まで、初めてのボルダリングを楽しんだ。
ボルダリングのオンシーズンは空気の乾燥する冬。このコンペを企画した屋久島フリークライミング協会の山口翔太さんは「岩場の多い屋久島は、クライミングに適したスポットがいっぱい。冬場に観光客を呼び込む一助となれば」と語る。
屋久島のクライミングエリアの整備、クライミングの普及のために活動している同協会は、今年2月に設立されたばかり。目下の目標は、クライミングマップの作成。来年の冬の発行を目標にエリア開拓に取り組んでいる。