屋久島のカフェ「kiina」(屋久島町志戸子)で11月21日、「屋久島で撮る商品撮影WORKSHOP-初級編」が催された。主催は屋久島フォトフェスティバル(Y.P.F)実行委員会。
2017年3月に予定されている「屋久島フォトフェスティバル」のPRの一環として、「島民に写真を身近に感じてほしい」と企画した。
講師の中村圭さんは2008年に移住。自身のジュエリーや夫婦で営むギャラリーを撮影し、ウェブやSNSでプロモーションを行ってきた。作品はもとより、作品にインスピレーションを与える島の自然や、制作風景を見せることで、頻繁に通えない離島であることの短所を補いつつ、長所に変えている。中村さんの実践的なノウハウを、島でものづくりや販売に携わる人々に伝えようという試みだ。
当日は、各参加者が扱っている商品を持ち寄り、レクチャーを受けながらの撮影会となった。同町永久保から参加した永山祐未さんは、島の昆虫や植物を描いたブラウスを持って参加。「オリジナルの生地を使った衣類や雑貨の店をオープンする予定。初めてのことばかりで勉強になる」と話していた。
「中級編」は会場を「一湊珈琲焙煎所」(一湊)に移し、11月30日に予定する。