屋久島町の営む海水浴場が3年ぶりにオープンし、夏休みの家族連れを中心ににぎわいを見せている。
開場しているのは、北部の「一湊海水浴場」、南東部の「春田浜海水浴場」、南西部の「栗生海水浴場」の3カ所。それぞれにシャワールームとトイレが併設され、海水浴場の開場時間である9時~18時に利用できる。新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、シャワールームの利用は人数制限が設けられている。
海水浴場の監視業務などを受託されている「屋久島ライフセービングクラブ」代表の松永ふうまさんは「屋久島は、地理や風向きによって、海水浴場それぞれに状況が異なる。毎朝9時~9時30分の間に、各海水浴場の状況をSNSで告知しているので、出かける前にチェックしてほしい」と話す。「子どものライフジャケット着用率は高いが、大人も泳ぎに自信のない方は、無理せずライフジャケットを着用し、安全に水辺を楽しんで」とも。
海水浴場の開設は9月4日まで。各海水浴場とも、駐車場を含め利用無料。「春田浜海水浴場」は岩場なので、ブーツやサンダルなどマリンシューズ必須。8月の「栗生海水浴場」はウミガメのふ化シーズンなので、目印のロープや足元に注意が必要。