ライフスタイルショップ「日具(にちぐ)」(屋久島町宮之浦)が屋久島の海の玄関口、宮之浦フェリー待合所内の別ブースに移転して、8月24日で1カ月がたった。
これまで「一湊珈琲焙煎(コーヒーばいせん)所」奥の1坪ほどのスペースで営業していたが、5周年を機に3倍ほどの広さに増床。自然派食品や衣類、アクセサリーなど、取り扱いブランドと商品を増やして新装開店した。
5周年に当たって、画家のnakabanさんに看板用の版画製作を依頼。ナチュラルコスメブランド「Float」(鳥取県米子市)と共同でオリジナル香水とロールオンを製造し、ラベルには完成した版画を使用した。
店主の高久照美さんは「衣食住を通して、島の人が心地よく暮らせるもの、たまたま立ち寄った旅人の心を動かすものを提案できる店にしたい。未来に向けて原始の種をまくような、そんな店でありたい」と話す。今後は、島の植物を使ったオリジナル雑貨の製作にも取り組む予定。
営業日や営業時間はインスタグラムで告知する。