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屋久島で古い薬局をパブに改装 集落の思い出の場所が住民憩いのサロンに

「呑み屋 いちやく」オーナーの石川さんは、元高校教師

「呑み屋 いちやく」オーナーの石川さんは、元高校教師

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 「呑(の)み屋 いちやく」(屋久島町一湊、TEL 090-1415-6525)が2月25日、屋久島最北の町、一湊にオープンした。

入店時に支払う1,000円に、突き出し一品と飲み物3杯の料金が含まれている

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 一湊公民館の斜め前に立っていた薬局を改装した店で、「一湊薬局」の看板はそのままに、屋号「いちやく」に反映させた。営業は週に2回程度の不定期。手作りの6人掛けのテーブルに焼酎ケースの椅子という簡素な作りで、壁にはオーナーの石川剛章さんがシニア海外ボランティア隊員として2年間暮らしたケニアの思い出の品々や、趣味で集めた島内外の鉱物や植物の種子などが並ぶ。昨春、愛知県から移住した石川さんが、自らの手で改装を重ね、「飲食店経営」「島暮らし」という2つの夢をかなえた。

 最初に支払う入店料金1,000円が3杯分の飲み物代となるキャッシュオン形式で、料理の持ち込みは自由。ビール、日本酒、焼酎など、それぞれの銘柄はその時々にあるものから選ぶ。料金には、突き出し一皿が含まれる。

 今後は、鉱物や植物の知識を生かしたガイド業も立ち上げ、島暮らしをさらに充実させていくという。

 営業時間は19時~22時。

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