「第1回 やくしまオーガニックマーケット」が12月7日、屋久島町役場本庁舎で開催された。
無農薬の野菜やお茶、体に優しい食材を使った菓子などの食品、屋久島産の素材を使った竹細工や木工品など環境に配慮した商品が並ぶ。出店者は37店。売店だけでなく、音楽の生演奏やヨガ、ハーブボール作りのワークショップといった体験コーナーもあり、来場者は思い思いの場所に足を止めて楽しんでいた。
7月に「モスオーシャンハウス」(屋久島町麦生)で行われたミーティング「屋久島憲章Laboratory」で、「屋久島でオーガニックフェスをやってみたい」と提言がされたのを機に動き出したイベント。発起人である「八万寿茶園」(小瀬田)の渡邉桂太さんを中心に、「エコヴィレッジアペルイ」(屋久島町平野)の田中俊三さんと阿弓さん、「自然食品店 椿商店」(宮之浦)の内室紀子さんで結成された実行委員会が主催者となり準備を進めてきた。
渡邉さんは「屋久島に環境へ配慮した魅力的な生産者や製造業者がたくさんいることを、多くの方に知ってほしい。このイベントがライフスタイルや島の魅力を見直すキッカケになったら」と笑顔を見せる。第2回の開催に向けた準備も始めているという。