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屋久島のTシャツ専門店が7周年 縄文杉トロッコ道のデザインが人気

店内の様子

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 屋久島町安房にあるTシャツ専門店「Garamosta(ガラモスタ)」(屋久島町安房、TEL 0997-46-4707)が8月で7周年を迎えた。

人気ナンバーワンの「トロッコ道」Tシャツ

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 店主の中村宗次郎さんが2009年、現店舗向かいの駐車場で露天販売をスタート。「最初はお金がなく、看板もダンボールで手作り。雨が降る度に商品を片付けていた」と振り返る。2010年に店舗を構えた後も、店内の改装を自分で行い現在の形となった。

 中村さんがものづくりを始めたのは、オーストラリアでワーキングホリデーをしていたとき。ポストカードを作って販売し、地元・東京に戻ってからはイベントなどで手作りのTシャツを販売していた。その後Tシャツのプリント会社に就職したが、病気をきっかけに2009年屋久島へ移住。「自分から発信できることをしよう」とTシャツ販売を再開した。

 Tシャツは全て中村さんの手描き、手刷りのもの。「好きな色を選べるように」と一つのデザインに対し数種類のカラーバリエーションを用意。トロッコ道や屋久杉のプリントは土産にもなるが、街でも着やすいデザインを意識した。東京に住む友人から目撃情報が寄せられることもあるという。サイズは、キッズ=80~140センチ、レディス=S~L、メンズ=S~XXL。「家族旅行で訪れ、全員おそろいで購入する方も多い」と妻の智恵美さん。

 最近は椅子作りに熱中しているという中村さん。依頼を受け、他店の内装や家具作りも始めた。友人の音楽を多くの人に聴いてほしいと音楽ライブ「うたテントライブ」も開いている。「自分の好きなことを続け、気が付いたら5周年も過ぎ7年目。次の10周年は何か形になることをしたい」と話す。

 営業時間は9時~19時。

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