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屋久島の自然に触れる野外実験教室「OYAKO LABO」 子どもの創造力活かして

「キノコ見つけたよー!」と元気いっぱい

「キノコ見つけたよー!」と元気いっぱい

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 屋久島町安房の屋久島環境文化研修センターで11月26日、野外実験教室「OYAKO LABO『自然素材でエコハガキをつくろうの会』」が開催された。

どの家庭にもある身近な素材と、自然の恵みを組み合わせて

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 エコハガキの素材は牛乳パックと、施設の周りで集めた草木や木の実。細かくちぎった牛乳パックと水をミキサーにかけ、集めた素材と共にハガキの型の上にのせる。素材集めの時間、子どもたちは外を駆け回り、気になるものを見つけては手に取り見せ合っていた。キノコや島バナナなど、ユニークな素材を選ぶ子どもも。

 OYAKO LABOは2015年3月、屋久島の豊かな自然の中で、遊びとアートを体験してほしいと活動を始めた。対象者は0歳~未就学の子どもと親。できるだけ手順を決めずに、子どもの創造力を生かした自由なものづくりをテーマとしている。大人は見守る立場で、子どもにとって危ないものでも制限しすぎることなく、体験を通して学ぶことを目的としている。

 主催者の福元豪士さん・知晶さん夫妻は共に学生時代に環境教育を学び、山梨県にある公益財団法人キープ協会で出会った。その後、豪士さんの地元である屋久島へ。屋久島生まれ、屋久島育ちの豪士さんは「自分たちも楽しんでやっている。リピーターさんも多く、意義があるのではと感じる。何よりうれしいのは、OYAKO LABOの活動を通して、自分の息子が成長していること」と笑顔を見せる。

 来年度はペースを増やし、月に1回開く予定。「地域に求められる活動にしていきたい」と意欲を見せる。

 次回は2月24日「森の陶芸家になろう」器づくり編、3月10日野焼き編と2回にわたる。参加費は大人200円、子ども100円。申し込みはメールまたはフェイスブックページで受け付ける。

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