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屋久島町山海留学生、募集開始 「本物の自然に触れる原体験を」

一湊集落のお盆行事、ドラゴンボート大会では子どもたちも大活躍

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 屋久島町山海留学実行委員会事務局(屋久島町教育委員会教育総務課内、屋久島町安房、TEL 0997-43-5900)が現在、2018年度の留学生を募集している。

小規模校ならではの個々人にフォーカスした一湊小学校のPTA新聞

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 屋久島町の9つの小学校のうち、留学生を受け入れるのは児童数の少ない5校。「かめんこ留学」の永田小学校、「まんてん留学」の栗生小学校、「じょうもん留学」の八幡小学校、「南海ひょうたん島留学」の口永良部島の金岳(かながだけ)小中学校に加え、来年度から一湊小学校も受け入れを決めた。

 先行する4校は、里親の元から通学する「里親留学」、親も一緒に島に滞在する「家族留学」を選択できるが、一湊小学校の「黒潮留学」では家族留学だけを受け入れる。家族留学は、最長2年間、月額3万円の補助を受け取りながら、家族で校区に暮らすというもの。里親留学では、実親が里親に町の補助金を除いた月額4万円を支払う。

 黒潮留学実行委員長の兵頭昌明さんは「本物の自然に触れる原体験を得る、少人数クラスできめ細やかな教育を受ける、というぜいたくがここにはある。この豊かな環境を島外の子どもたち、保護者たちと共に分かち合いたい」と話す。

 応募受け付けは10月31日まで。屋久島町総合センター(屋久島町安房)での面談は、11月18日、または25日の希望日に行われ、12月上旬に文書で結果が通知される。定員に達しなかった場合、2次募集も行う。

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