学ぶ・知る

屋久島高校で環境サウンドフェスタ オーガニックマーケットと併催

赤米や黒米を生産する「喜の樹」はお正月飾りも出品

赤米や黒米を生産する「喜の樹」はお正月飾りも出品

  • 2

  •  

 「屋久高環境サウンドフェスタ~AI音楽×オーガニック・マーケット」が12月6日、屋久島高校(屋久島町宮之浦)体育館と武道館で開催された。

就労継続支援施設「屋久の郷」のメンバーによるライブペインティング

[広告]

 サウンドフェスタの主催は屋久島高校情報ビジネス科調査研究部門の生徒による「屋久島お助け隊」、オーガニックマーケットの主催は島の自営業者などで組織された「やくしまオーガニックマーケット実行委員会」。

 本年度は「屋久島お助け隊」の3年生を中心とした生徒たちが、AI音楽ツール「Suno」を活用し、楽曲制作に挑戦。環境をテーマにした詞をAIで制作した曲に乗せ、舞台で発表。同校の生徒によるバンド演奏や、中央中学校、安房中学校、岳南中学校という島内の3中学校と同校の吹奏楽部の演奏、社会人の吹奏楽団も加わり合同演奏も披露した。

 「持続可能な消費行動を啓発する」というコンセプトのオーガニックマーケットのブースには、島の事業者を中心に25事業者が出店。野菜、菓子や弁当などの食品、屋久島産の竹細工などを販売した。陶器の修繕を行う漆作家や、リユース品やリメーク品の販売を行うコーナーも設けた。新品を買うだけではない消費行動についての提案も行なわれ、環境問題について考える一日となった。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース