
屋久島の西部地区の学校で9月22日、NPO法人「じゃがいものおうち」が作った「よかたん豆腐」を使ったメニューが提供された。
同法人は屋久島町役場で5月に開かれた、学校給食の食育地産地消推進計画の話し合いに参加。九州産大豆を使い、昔ながらの製法で作ったよかたん豆腐を紹介したところ、屋久島町西部地区共同調理場の栄養教諭・堀ノ内千幸さんが給食に使いたいと申し出た。
この日の献立は、よかたん豆腐のかきたま汁と麦ごはんの豚丼。栗生小学校、八幡小学校、八幡幼稚園、岳南中学校の4カ所に提供した。堀ノ内さんは「豆腐をしっかりと味わえるよう、すまし汁にした。トビウオ、タンカンといった特産品だけでなく、地元産のおいしい食材が他にもあることを、給食を通して子どもたちに知ってもらえたら」と話す。