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屋久島世界遺産センターで「にょろにょろ展」 ヘビをテーマにした企画展

屋久島のヘビの生態や種類の違いを、はく製や標本、写真や映像を通して紹介

屋久島のヘビの生態や種類の違いを、はく製や標本、写真や映像を通して紹介

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 ヘビをテーマにした企画展「にょろにょろ展」が現在、屋久島世界遺産センター(屋久島町安房)のレクチャールームで開催されている。

アンケートに答えた人に進呈する「にょろにょろ展」の缶バッジ

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 今年のえとである巳(み)にちなむヘビをテーマにした企画展で、屋久島のヘビの生態や種類の違いをはく製や標本、写真や映像を通して詳しく紹介する。

 目玉は屋久島にも生息する日本最小級のヘビ「ブラーミニミミズヘビ」の生体。体長15センチほどで一見ミミズと見間違うが、虫眼鏡や顕微鏡で見ると、ちょろちょろと細い舌を出すのが確認できる。

 企画展を担当した自然保護官の補佐役でアクティブレンジャーの加藤大樹さんは「好き嫌いが分かれるヘビだが、危ないだけではない生態系に欠かせない生き物だと知ってほしい」と話す。

 加藤さんの出前授業を受けて、神山小学校4年生の大谷璃空さんが採取し、同センターに提供した「ブラーミニミミズヘビ」の標本も展示している。同センターは自由研究の相談や資料の閲覧も受け付ける。

 開館時間は9時~17時。入場無料。8月31日まで。

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