![ワークショップ講師・下川俊幸さんの作品](https://images.keizai.biz/yakushima_keizai/headline/1475824022_photo.jpg)
屋久島町安房の春田浜で10月16日、「星空撮影ワークショップ」が開催される。主催は屋久島国際写真祭(以下YPF)実行委員会(屋久島町安房、TEL 090-3607-7263)。
「星空を撮影したいが、どうすれば撮影できるか分からない」「一人で撮影するのは心細い」といった初心者を対象とする同ワークショップ。「星空写真とは何か」から、マニュアル撮影の仕方、ピントの合わせ方、レンズの選び方、撮影のタイミングや月が及ぼす影響など丁寧にレクチャーする。その後、屋外へ移動し実際に星空を撮影。講師は、屋久杉自然館で今夏行われた「あなたが選ぶ屋久島口永良部島写真コンテスト」でグランプリを獲得した下川俊幸さんが務める。
同ワークショップは、2017年3月17日~21日に開催されるYPFに向けた取り組みの一環で、今後も月2~3回のペースで同様のワークショップが開かれる。撮影された写真はYPF期間中に作品として展示するという。
YPFは、「小さくても良いエネルギーのフェスを屋久島で開催しよう」とYPFオーガナイザーでフランス人写真家のアントナン・ボルゴーさんと実行委員代表兼YPFオーガナイザー、写真家の千々岩孝道(ちぢいわこうどう)さんが発案・設立。2015年10月に1回目を開いた。国内外から招待された写真家が、ワークショップや屋久島を舞台にした作品の展示を行う。千々岩さんは「YPFが従来のイメージだけではない、新しい屋久島の魅力を再発できる場になれば」と話す。
2回目のYPFに向けて「写真を通して交流を深め、楽しく学ぶ機会をつくっていきたい。写真に込められた意味や現代アートの歴史を学ぶワークショップなどを今後も企画している」と千々岩さん。
開催時間は19時~22時。参加料は3,000円。要事前申し込み(定員が集まり次第締め切り)。