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屋久島海開き オープンウオータースイミング大会で海水浴シーズン幕開け

一湊海水浴場は深い入り江となった一湊湾の奥に位置するため、波が穏やか

一湊海水浴場は深い入り江となった一湊湾の奥に位置するため、波が穏やか

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 屋久島町の一湊(いっそう)海水浴場で7月1日、海開きとともに「第5回 世界遺産『屋久島』オープンウォータースイミング(OWS)」が開催された。

一湊漁港の水揚げ場に設けられたパーティー会場には、サバやトビウオを使った郷土料理が並んだ

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 オープンウオータースイミングとは、自然の水の中で行われる長距離水泳競技。2008年の北京オリンピックから夏季オリンピック正式競技となっている。

 同大会は男女各3位以内の入賞者に東京・お台場海浜公園で開催される「OWS日本選手権」(9月24日)の出場権が付与されることもあり、1500メートル自由形の日本記録保持者、山本耕平選手をはじめトップスイマーが数多く参加した。

 梅雨明けを思わせる晴天の下、全国各地から集まった参加者は、5キロ、2.5キロ、1キロに分かれて日頃の成果を競った。長距離に自信がない人のための「チャレンジ200メートル」コースや、新種目のリレー(200メートル×3)には高齢者や地元の小学生も加わり、参加者は過去最高の353人に上った。

 大会をサポートした「屋久島ライフセービングクラブ」代表の中馬慎一郎さんは、「10人のメンバーがスキルアップする貴重な機会になった。2020年の鹿児島国体OWSに向け、さらなる鍛錬に励みたい」と話した。

 同海水浴場では7月14日にシャワー室がオープンする。利用時間は9時~18時。8月31日まで。期間中はライフガードも常駐する。

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