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歴史民俗資料館で「屋久島の鳥展」 酉年のバードウオッチングシーズン到来

角度によって虹色に輝くカラスバト

角度によって虹色に輝くカラスバト

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 「屋久島町歴史民俗資料館」(屋久島町宮之浦、TEL 0997-42-1900)が現在、酉(とり)年に合わせ、資料館収蔵の鳥の剥製を一堂に並べた「屋久島の鳥展」を開催している。

宮之浦川沿いに立つ屋久島町歴史民俗資料館

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 入り口横の企画展コーナーに並んだのは、大小の鳥の剥製27点。すべて屋久島で見られる野鳥だ。国の天然記念物であるカラスバトの光沢ある黒緑色や、アオバトの明るい若草色、カケスの明るい瑠璃色、サシバやオオコノハズクの鋭いくちばしや爪など、色合いや細部を至近距離からじっくり堪能できる。

 背景の壁いっぱいに引き延ばされたのは、永田岳の勇壮な写真。資料館にかつて展示されていた写真で、この展示を機会に改めてお目見えした。

 植物の勢いが衰え、渡り鳥が多く飛来する冬は、バードウオッチングのベストシーズン。同館を初めて訪れたという谷山悦子さんは、「先日、職場近くでちらりと見かけたアカショウビンを改めて間近で見られてうれしい」と話した。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。入館料は、大人=100円、小・中・高校生=50円、屋久島町民は無料。2月28日まで。

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