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靴工房「ポンポンヤクシマ」が移転 栗生から安房の商店街に

「ポンポンヤクシマ」店主の江口さん

「ポンポンヤクシマ」店主の江口さん

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 靴工房「Pon-Pon YAKUSHIMA(ポンポンヤクシマ)」が10月10日、屋久島町栗生から同町安房の商店街に移転オープンした。

端切れを使った「ポンポンヤクシマ」の皮小物

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 東京や横浜で修業を積んだ江口克司さんが店主を務める同店。2011年に島へUターンして工房を構えた。靴作りに携わって来年で30年。手縫いで仕立てるセミオーダーの革靴(2万3,800円~)は半年待ちの人気という。

 靴だけでなく、革製品の修理や靴のクリーニングも行う。製造時に出る皮の端切れを使った小物は旅行者の人気を集める。夜光貝のボタンや海辺で集めた貝殻、草木染めの糸など、屋久島ならではの素材も使う。

 江口さんは「静かな栗生集落と違って、さまざまな人がふらりと立ち寄る安房の街中の雰囲気が新鮮。来年は、島外の受注会をお休みして新店舗に専念する予定」と話す。

 営業時間は11時30分~17時。水曜、第3土曜・日曜定休。

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