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屋久島で地元女性作家が陶器展 ブランク10年、活動再開「楽しくてたまらない」

グラタン皿やふた付きのミルクパンなど、実用性の高い陶器が並ぶ

グラタン皿やふた付きのミルクパンなど、実用性の高い陶器が並ぶ

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 屋久島のカフェ「kiina」(屋久島町志戸子、TEL 080-8576-4830)で7月1日から6日まで、「2017 くらしをいろどる 大門聖子 陶展」が開催された。

カフェ「kiina」奥の和室は、展示や会合などに使われる多目的スペース

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 島の南、平内に工房「Le mont(ル モン)」(TEL 090-9893-5435)を構える大門聖子さんの屋久島初の個展となる。

 大門さんは愛知県を拠点に、陶芸家として10年ほどキャリアを重ねた後、2007年に家族で屋久島に移住。子育てが一段落した2015年に、自宅兼工房を新築したのを機に、活動を再開した。

 工房では陶芸教室も開き、口コミで生徒が集まっている。1回2,000円(粘土1.5キログラム込み)。

 大門さんは「長く休んでいたので、久々の製作は楽しくてたまらない。都会にいるといや応なく多くの情報が目に飛び込んでくる。島では売れ筋や流行を気にせずに、自分のペースで取り組めるのが新鮮」と話す。

 カップ&ソーサー=2,500円、ティーポット=6,000円、ミルクパン=3,000円など。陶展は終了するが、一部の作品は引き続き「kiina」で販売する予定。

 営業時間は10時~16時。日曜~火曜定休。

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