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屋久島の港町で毎年恒例のハイキング 3コースに分かれて地元の魅力発見

手ノ宇都(てのと)展望所から一湊の町を見下ろす

手ノ宇都(てのと)展望所から一湊の町を見下ろす

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 屋久島の北にある一湊集落で1月29日、「区民ハイキング」が催された。

「おいらぶ一湊てくてくMAP」で事前にコースの確認

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 一湊公民館(屋久島町一湊、TEL 0997-44-2034)などで販売中の「おいらぶ一湊てくてくMAP」(100円)の完成を記念して企画された同イベント。今回で5回目を数える。

 事前申し込みは不要。希望者は当日公民館に集合し、保険料100円を納め、地図を受け取る。集落外からの参加者も歓迎だ。幼児から70代まで41人の参加者は、3コースに分かれ小春日和の一日を楽しんだ。

 ベビーカーでも参加可能な「里地めぐり」の参加者らは町の隅々を歩きながら、普段暮らしていても意外と知らない地元の古い話に耳を傾けた。

 「のぞみ橋から旧無線塔」コースは、水車谷(すいしゃんたん)の滝を見て、山道を旧無線塔まで上り、町を見下ろす展望所を目指した。「大浦から番屋峰コース」は、2月26日に開催予定の「屋久島ビーチ&トレイルラン 2017」のコースにもなっている山道を中心に歩いた。

 同イベントを企画している「一湊はめつけ隊」隊長の中島一孝さんは「地元の子どもたちのために町の名所を掘り起こそうと企画したが、その後、津波避難コースに応用したり、トレイルランコースに選ばれたりと、さまざまに広がりをみせている」と話している。

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